農福連携

農福(ノウ×フク)連携

農業と福祉のいい関係。それが私たちの願い。

信州、安曇野 5月某日。
私たちは「みんなが元気に暮らせる未来」への道を歩き始めました。
「就労継続支援B型事務所 ワークセンターしらかば インタビュー」

障がい者の皆さまが、
いきいきと働ける場所を。

アルプスの麓、北安曇郡池田町にある就労継続支援B型事務所。
それがワークセンターしらかばです。
平成25年の開設以来、障がい者の皆さまがいきいきと働ける場所を提供するため、活動してきました。
現在28名の利用者の主な作業品目は、どんなことも心を込めて、お客さまが笑顔になれるよう作業・製品をお届けしています。

農福連携

農福連携、
その新しい一歩をあづんど村で。

長野県セルプセンターさんの紹介により、ここ数年、ワークセンターしらかばの利用者たちは
トマト収穫、ぶどう栽培の補助に取り組んできました。
一定の作業を繰り返し行う農業は、発達障がいの利用者たちの特性にも合うのではないか。
働き手として福祉が担う可能性はあるのではないかと確かな手応えを感じています。
農業と福祉のいい関係、お互いウィンウィンの関係がここから生まれると考えています。

私たちができること。
新たに期待すること。

あづんど村を運営しているだいにち堂さんからは、他の地域で農福連携の機会をいただいてきました。
その実績をもとに、あづんど村では障がいに沿った作業を提供していただけるのではないかと期待と夢がふくらんでいます。

少子高齢化、働く担い手が減少していくなか、地域活性化の推進役として、障がいのある方の社会貢献が求められてきていると感じています。
私たちの事業所もこうした社会の動きの一翼を担えるよう、また利用者の方が地域社会に参加し、地域貢献ができるように、積極的に取り組んでいきたいと気持ちを新たにしています。

就労継続支援B型事務所 ワークセンターしらかば

だいにち堂 × 農福連携
出発点に、ノウフクの考え方。

私たちだいにち堂が農福連携を体験したのは、あづんど村が初めてではないんです。
健康食品の事業で酵素原液を扱っていて、その原料となる何十種類もの野草をとってくださる方が新潟県の障がい者施設の利用者たちなんです。
軽度、中程度の方々は誰かのお世話になることも必要だけど、働く場所があればちゃんと働ける。
そんなこともあって、あづんど村を構想するとき、一部でもいいから障がい者たちと農業を一緒にできる環境をつくろうと考えました。
今回、田んぼで苗植えの作業をして感じたのは、素直でいい人ばっかり。普通に仕事ができる。
あづんど村が成功例になって、全国に農福連携を発信したいと本気で思っています。
(株式会社だいにち堂 代表取締役 皆川和恵)

新聞に掲載されました