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みんなが集まって、
ワイワイ、楽しい農業を。私たちの組合ができたのは昭和18年。この地域に11の組合が設立されたのですが、その1つとして生まれました。現在、57人の農家が参加して、安曇野の自然を生かした農業、みんなが喜んで、これから期待できる作物は何か、新しい農業にチャレンジしているところです。
組合員一人一人がガンバルのはもちろんのこと、第一線を退いた高齢者、会社勤めを辞めた人、地域以外の人たちも呼び込んで、ワイワイできる仲間と一緒に農業ができたらいいなと思っています。
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美味しいさつま芋の
栽培法が見つかった。毎日、バリバリ働けない高齢者、地域の女性、農業の経験がない人たちが参加できる農業はないだろうか。問い続けた一つの答えとしてさつま芋にたどり着いたのが4年ほど前のことでした。
信州は気温が下がるので、さつま芋を育てるのは難しいと言われてきたのですが、有機肥料を使って畑の土づくりに取り組んだり、安曇野の気候に合った栽培、熟成方法を見つけることで、今までの常識を超えた、美味しいと評判のさつま芋を作れるようになりました。信州のさつま芋文化ここにあり!と全国に発信していきたいと思っています。
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すこやかな食育を、
安曇野の農作物で。私たち農家に限らないことと思いますが、生活の基本は家庭です。父ちゃん、母ちゃん、じいちゃん、ばあちゃん、大人が作った食事をいただきながら子どもは育っていく。ですから、毎日、食べる家庭の食事はとても大事。偏ることなくいろんな野菜を食べて育ってほしいですね。
私たちも、さつま芋だけではなく、根菜、葉物と種類を広げていきたいと思っていますし、あづんど村からも、加工品なども含め、安心・安全な作物をどんどん提供していきたいと願っています。